【中央市】赤ちゃんの熱中症サインを見逃さないで!0歳・1歳の自宅ケアと#8000相談目安
中央市で子育て中のパパさん、ママさんへ。
太陽がまぶしく、暑さを感じる日が増えてきましたね。嬉しい季節ですが、同時に心配になるのが、まだ言葉で「暑いよ」「つらいよ」と伝えられない0歳・1歳の赤ちゃんの熱中症です。「あれ、なんだか顔が赤い…?」「いつもより元気がないような…」「この暑さのせいかな?」ふとした変化に気づいた時、まるで、いつも頼りにしている道案内アプリが急に動かなくなってしまった時のように、「どうしよう!」と不安で頭がいっぱいになってしまうかもしれません。
でも、大丈夫です。慌てないでくださいね。赤ちゃんの熱中症のサインや、お家でできるケアの方法を事前に知っておけば、いざという時に落ち着いて対応できます。この記事が、中央市で頑張るパパ・ママの不安を少しでも和らげ、大切なお子様を守るためのお役に立てれば幸いです。一緒に確認していきましょう。
【!】もしもの時に備えて:緊急連絡先・相談窓口
- お子さんの急な病気やケガで迷ったら (夜間・休日等)
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#8000← タップ発信
(小児救急電話相談)
【相談時間】平日 19:00~翌朝7:00 / 土曜 15:00~翌朝7:00 / 日祝 9:00~翌朝7:00
※プッシュ回線・携帯電話から。繋がらない場合は 055-226-3369 へ。
【相談内容】発熱、下痢、嘔吐、ひきつけなど夜間の急な病気に関する相談(※慢性疾患や育児相談などはご遠慮ください) - 救急車を呼ぶか迷ったら (大人も子供もOK)
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#7119← タップ発信
(救急安心センターやまなし)
【対応時間】24時間365日 ← いつでも相談OK!
(055-223-1418 IP電話等からもこちら)
相談の結果、受診可能な医療機関の案内も受けられます。 - 夜間・休日に受診できる小児初期救急施設
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【甲府市周辺・中央市から近い施設】
小児初期救急医療センター (甲府市幸町14-6)
電話: 055-226-3399← タップ発信
【診療時間】平日 19:00~翌朝7:00 / 土曜 15:00~翌朝7:00 / 日祝 9:00~翌朝7:00【富士・東部地域の方はこちらも】
富士・東部小児初期救急医療センター (富士吉田市下吉田)
【診療時間】平日 20:00~0:00 / 土曜 15:00~0:00 / 休日 9:00~0:00
(※富士・東部センターの電話番号は、山梨県の公式サイト等で最新情報をご確認ください)【重要】上記時間外でも対応可能な病院を紹介してもらえる場合があります。いずれの場合も、必ず事前に電話で状況を伝え、受け入れ可能か確認してから受診してください。
- 明らかに緊急性が高い場合
-
119番← タップ発信
(救急車)
意識がない、けいれんが続く、呼吸困難などの場合はためらわずに直接119番へ連絡してください。
赤ちゃんが出す「熱中症のサイン」とは?
赤ちゃんは「暑い」「気分が悪い」と自分から訴えることができません。そのため、周りの大人が注意深く様子を観察することが非常に重要です。厚生労働省や日本小児科学会などの情報によると、以下のようなサインが見られる場合は熱中症の可能性が考えられます。
- 機嫌の変化: いつもよりぐずりがひどい、逆にぐったりして元気がない。
- 顔色・体温: 顔が赤くほてっている、触ると体が熱い。
- 汗の状態: 大量の汗をかいている、または暑いのに全く汗をかいていない。
- 哺乳・水分摂取: 母乳やミルクの飲みが悪い、欲しがらない。
- おしっこ: 量が少ない、色が濃い。(脱水のサインでもあります)
- 口の中・唇: 乾いているように見える。
- 呼びかけへの反応: 反応が鈍い、ぼんやりしているように見える。
- その他の症状: 嘔吐や下痢が見られることもあります。
(参考:環境省 熱中症予防情報サイト など ※リンク先をご確認ください)
ご家庭でできる応急処置(ホームケア)
もし熱中症が疑われるサインが見られた場合、速やかに以下の対応をとることが推奨されています。
- 涼しい場所へ移動: まずはエアコンの効いた室内や、風通しの良い日陰など、涼しい環境へ赤ちゃんを移動させましょう。
- 衣服を緩める: 衣服を脱がせたり、おむつを緩めたりして、体から熱が逃げやすい状態にします。
- 体を冷やす: 濡らして絞ったタオルで体を拭いたり、保冷剤や冷たいタオルなどを首の付け根、脇の下、足の付け根など太い血管が通る場所に当てて、体温を下げる手助けをします。(冷やしすぎには注意が必要です)
- 水分・塩分補給: 意識がはっきりしている場合は、母乳やミルク、湯冷まし、あるいは乳幼児用のイオン飲料などを少量ずつ、こまめに与えましょう。
注意: 意識がない、または朦朧としている場合は、誤嚥の危険があるため、無理に飲ませないでください。速やかに医療機関への連絡が必要です。
(参考:厚生労働省「熱中症予防のために」 など ※リンク先をご確認ください)
【参考】中央市で小児科診療を行っているクリニック・病院の例
以下は、中央市内にある小児科を含むクリニック・病院のリストです。(ご提供いただいたデータを元に作成しました。最新の情報や詳細、予約の要否等は必ず各医療機関にご確認ください。)
← 表は左右にスクロールできます →
病院名 | 電話番号 | 住所 | 診療時間 | 診療科目 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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山梨大学医学部附属病院 | 055-273-1111 | 山梨県中央市下河東1110 |
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小児科, 整形外科, 消化器内科, 泌尿器科, 乳腺外科, 精神科, 産婦人科, リウマチ科, 呼吸器内科, 形成外科, 血液内科, 放射線科, 糖尿病内科, 歯科口腔外科, 心臓血管外科, 救急科, 皮膚科, 耳鼻咽喉科, 腎臓内科, 小児外科, 呼吸器外科, 眼科, 循環器内科, リハビリテーション科, 脳神経外科, 外科, 内科, 歯科, 脳神経内科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ふくとみ小児科 | 055-244-6920 | 山梨県中央市布施1 |
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小児科, アレルギー科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
こばやしこどもクリニック | 055-278-5525 | 山梨県中央市若宮46-8 |
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小児科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
三本松医院 | 055-274-2711 | 山梨県中央市東花輪66-10 |
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小児科, 外科, 内科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
乙黒医院 | 055-273-6202 | 山梨県中央市成島1722 | 小児科, 内科, 循環器内科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
医療法人木之瀬医院 | 055-273-2216 | 山梨県中央市布施2074 |
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小児科, 消化器内科, 胃腸内科, 内科 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
西野内科医院 | 055-273-6656 | 山梨県中央市山之神2389-1 |
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小児科, 内科, 循環器内科, 放射線科 |
夜間・休日のサインに気づいたら? #8000への相談を
「夜中に体が熱いみたい…」「休日にぐったりしているけど、どうしよう…」 中央市でも、夜間や休日に赤ちゃんの体調で判断に迷った際、#8000(小児救急電話相談)で看護師等に相談することが可能です。(受付時間は冒頭参照)
特に以下のような場合は、#8000の受付時間内であれば、一人で悩まず相談してみることをお勧めします。
- 熱中症が疑われるサインが見られる場合
- 水分を受け付けない、または飲みが極端に悪い場合
- 応急処置をしても、赤ちゃんの様子が改善しないように見える場合
- 保護者として、どのように対処すれば良いか判断に迷う、強い不安を感じる場合
【重要】ためらわずに医療機関へ!緊急性の高いサイン
以下の症状が見られる場合は、重症化している可能性があります。#8000や#7119に相談しつつも、速やかな医療機関の受診、場合によっては**ためらわずに119番で救急車を呼ぶ**ことを検討してください。
- 呼びかけに反応がない、意識がおかしい
- けいれん(ひきつけ)を起こしている
- 呼吸がおかしい(速すぎる、苦しそう、止まりそうなど)
- 水分を全く受け付けず、ぐったりしている
- 繰り返し嘔吐する
近隣市にはなりますが、甲府市内には「**小児初期救急医療センター**(甲府市幸町14-6 / 電話: 055-226-3399 ※要事前連絡)」があり、夜間・休日の小児初期救急に対応しています。緊急性の高い症状の場合、こちらの利用も選択肢となります。(ただし、極めて緊急の場合は119番が優先されます)
中央市の気候も考慮した「赤ちゃんの熱中症予防策」
熱中症は、適切な対策で予防することが可能です。中央市も夏場は気温が上がり、日差しも強くなることがありますので、以下の点に留意し、赤ちゃんの熱中症を予防しましょう。(日本小児科学会の提言などを参考にしています)
- 服装: 通気性の良い、吸湿性・速乾性のある素材を選びましょう。汗をかいたらこまめに着替えを。
- 室内環境: エアコンや扇風機を適切に利用し、室温28℃以下、湿度50~60%を目安に快適な環境を保ちましょう。
- 外出時: 日差しの強い時間帯を避け、帽子や日よけを活用。車内放置は厳禁です。
- 水分補給: 喉が渇くサインを待たず、定期的に母乳、ミルク、湯冷ましなどを与えましょう。
(参考:日本小児科学会「子どもの予防可能な傷害と対策」 など ※リンク先をご確認ください)
まとめ
言葉で訴えられない赤ちゃんの熱中症は、周りの大人がそのサインに早く気づき、適切に対応することが何よりも重要です。中央市での子育てにおいて、これからの季節は特に熱中症のリスクを意識し、日頃から赤ちゃんの様子を注意深く観察するとともに、適切な予防策を講じましょう。
そして、もしもの時、判断に迷った時には、決して一人で抱え込まず、#8000や#7119といった相談窓口を頼ってください。また、緊急性が高いと感じられる場合には、ためらわずに医療機関の受診や119番への連絡を検討してください。
【ご注意】この記事は、赤ちゃんの熱中症に関する一般的な情報提供を目的としており、医学的な診断や治療に代わるものではありません。症状が続く場合や悪化する場合、ご心配な点がある場合は、必ずかかりつけ医等の医療機関にご相談ください。この記事の情報は2025年4月現在のものです。公的なガイドライン等は変更される可能性があります。テーブル内の病院情報はご提供いただいたデータに基づいています(最新情報は各医療機関にご確認ください)。