夜中、65歳以上のご家族が突然の発熱──
「救急車を呼ぶべき?」「様子を見てもいい?」
「119番にかけるほどじゃない気もするけど…」
そんなときに迷わず使ってほしいのが、#7119「救急安心センター」です。
この記事では、65歳以上の高齢者が夜間に発熱したときに“今すぐ何をすべきか”を中心に、#7119の使い方と、山梨県内の受診先・自宅での対応法をまとめました。
#7119は“救急車を呼ぶべきか迷ったとき”に使える番号です
- 📞 #7119(スマホ・プッシュ回線)
- 📞 055-223-1418(IP電話・ダイヤル回線の方)
- 受付時間:24時間・年中無休
- 対応:看護師や医師が、症状に応じて必要な判断を支援
高齢者の夜間発熱で“今すぐ相談すべき”症状
- 呼吸が苦しそう/浅く早い呼吸になっている
- 意識がもうろうとしている/会話がかみ合わない
- 水分をまったくとれない/嘔吐が止まらない
- けいれんを起こしたことがある/熱が急激に上昇している
- 心疾患や糖尿病など、基礎疾患がある
☑️ 上記の症状があれば迷わず#7119に電話してください。
山梨県の#7119はこうつながる
- 山梨県全域に対応
- 看護師または救急医が、現在の症状を聞き取り
- 必要に応じて119番通報や救急医療機関の案内も対応
- 医療機関に行くべきか、自宅で様子見できるかの判断材料になる
夜間に受診可能な医療機関(甲府市周辺)
※65歳以上の方の対応実績あり/要電話確認
山梨県立中央病院
📍 甲府市富士見1-1-1
📞 055-253-7111
🕒 24時間365日 救急外来あり
👉 公式サイト
国立病院機構 甲府病院
📍 甲府市天神町11-35
📞 055-253-6131
🕒 夜間・休日も救急対応(内科あり)
👉 公式サイト
家庭でできる初期対応(高齢者の夜間発熱)
- 体温測定(腋下・口腔/できれば複数回)
- 水分補給(経口補水液・白湯・スポーツドリンク)
- 薄着にして体を冷やしすぎない
- 脇・首・足のつけ根を保冷剤などで冷やす
- 持病がある方は処方薬の使用タイミングを確認
よくある不安と対処(FAQ)
Q. 熱はあるけど元気そう。朝まで様子見でいい?
→ 65歳以上の方は、見た目が元気でも重症化するケースがあるため、#7119に相談を。
Q. 熱があるのに本人が病院に行きたがらない…
→ まずは#7119で相談し、必要性があると判断されたら本人にも伝えてもらえます。
Q. 解熱剤を使ってもいい?市販薬でも大丈夫?
→ 持病がある場合は特に注意。市販薬の使用前に医師か#7119に確認を。
Q. 呼吸が早く、話しかけても反応が鈍い…
→ その時点で救急車要請レベルです。ためらわず119番を。
いざというときの備え(高齢者世帯向けチェックリスト)
- 保険証・受診券・お薬手帳
- 常用薬(予備も)
- 最近の体温記録
- 発症からの経過メモ
- 移動手段(タクシー会社など)
体験談|同居家族の声
「父が夜に38.5℃の熱を出し、本人は“平気だ”と言うけれど…心配で。
7119に電話したら、看護師さんが丁寧に症状を聞いてくれて“今すぐの受診は不要、ただし朝一で内科へ”と具体的に教えてくれました。
判断してもらえるだけで、こちらの不安がだいぶ減りました。」
この検索をしたあなたへ
高齢の家族が夜に発熱すると、心配は倍になります。
「これくらいで病院?」と思っても、判断がつかないこと、ありますよね。
#7119は、“救急かどうか”を一緒に考えてくれる窓口です。
「こんなことで電話していいのかな」と迷う時こそ、電話してください。
