新しい環境でがんばった1日──
「保育園、楽しかった?」と聞くと、疲れた顔でただコクリと頷く我が子。
そして夜──
突然の発熱。
「えっ…今日からなのにもう熱?」
「疲れ?風邪?まさかコロナ?」
「登園初日で休むって…アリ?」
春に必ずといっていいほど検索されるこの悩み。
この記事では、入園・入学直後の“ありがちだけど不安になる発熱”について、夜間の相談先・受診の目安・家庭での対応をまとめました。
なぜ春に発熱しやすいの?
- 慣れない集団生活でウイルスをもらいやすい
- 環境の変化で体力・免疫力が落ちやすい
- 感染症だけでなく“慣れ疲れ”からの一時的な発熱もよくある
- 保育園・幼稚園では水分や昼寝のタイミングも変わる
こんな症状が出たら、すぐに確認して
- 呼びかけに応じない/ぼんやりしている
- 水分をまったく受け付けない
- 唇が紫色/顔色が悪い
- 高熱+けいれん歴あり
- 意識がもうろう/苦しそうな呼吸
☑️ 1つでも当てはまったら、すぐに電話相談・受診を。
誰に電話すればいい?迷ったらここへ
小児救急電話相談【#8000】(厚生労働省)
📞 #8000(タップで発信)
繋がらない場合 → 📞 055-226-3369
救急安心センターやまなし【#7119】
📞 #7119(24時間対応)
IP電話・ダイヤル回線の方 → 📞 055-223-1418
山梨県救急医療情報センター
📞 055-224-4199
🕒 平日・土曜 8:30〜23:00/日祝 18:00〜23:00
📝 今、対応可能な医療機関を案内してもらえます。
夜間に受診できる医療機関(甲府市)
※受診前に必ず電話確認を。
市立甲府病院
📍 増坪町366|📞 055-244-1111
山梨県立中央病院
📍 富士見1-1-1|📞 055-253-7111
甲府共立病院
📍 宝1-9-1|📞 055-226-3131
国立病院機構 甲府病院
📍 天神町11-35|📞 055-253-6131
発熱時の家庭でできること
- 耳 or 腋の下で体温を測る(定期的に)
- 水分をとらせる(母乳・イオン飲料・麦茶など)
- 食欲がなくても、水分がとれていればOK
- 無理に冷えピタではなく、首・脇・足のつけ根を冷やす
- 解熱剤は医師の指示があるときだけ使用
よくある不安とその答え(FAQ)
Q. 入園初日に熱って“甘え”?本当に病気?
→ よくあることです。慣れない環境で疲れ+軽いウイルス感染、どちらの可能性もあり。
Q. 連続で休んで大丈夫?登園してもいい?
→ 熱が下がっても、水分がとれない/ぐったりしている場合は登園NG。医師の判断を優先。
Q. 解熱剤を使ってもすぐ熱が上がるのはなぜ?
→ ウイルス性の場合、上がったり下がったりを繰り返すのが特徴。38℃を超えるなら医師相談を。
Q. 翌朝受診で間に合う?夜中に行くべき?
→ #8000で相談してから判断を。水分がとれて元気があれば朝まで様子見でOKなケースが多いです。
記録しておくと医療機関で役立つ情報
- 発熱の開始時間/体温の推移
- 最後に食べた・飲んだ時間
- 保育園で流行している感染症の有無
- 既往歴・予防接種歴・薬の使用状況
親御さんのリアルな声(入園初週)
「慣らし保育2日目の夜に39.0℃。
“さっきまで元気だったのに…”って泣きそうでした。
8000で“朝まで見て大丈夫”って言ってもらえて、娘の横で深呼吸できました。」
この検索をしたあなたへ
“入園してすぐ熱が出る”──
それは「よくあること」だけど、
“今のあなたにとっては初めてのこと”。
迷ったら、#8000に電話してください。
一人で抱えなくて大丈夫。誰かに聞いてもらっていい夜です。



