山梨県鳴沢村は、富士五湖地域に位置し、標高の高さと寒暖差が特徴のある地域です。
そんな環境で、夜中に子どもが急に咳き込んだとき──
「どうしたらいい?」「どこに相談すればいい?」と不安になる親御さんも多いはず。
この記事では、そんなときに“今すぐできること”を整理しました。
目次
こんな症状が出たら、すぐに確認して
- 呼吸が苦しそう・肩で息をしている
- ゼーゼー・ヒューヒューという音がする
- 顔色が悪く、唇が紫色になっている
- 呼びかけに応じない/目線が合わない
- 咳で食事や会話ができない
☑️ 1つでも当てはまったら、ためらわずに電話相談・受診を。
誰に電話すればいい?迷ったらここへ
小児救急電話相談【#8000】(厚生労働省)
📞 #8000(タップで発信)
繋がらない場合 → 📞 055-226-3369
救急安心センターやまなし【#7119】
📞 #7119(24時間)
IP電話・ダイヤル回線の方 → 📞 055-223-1418
山梨県救急医療情報センター
📞 055-224-4199
平日・土曜 8:30〜23:00/日祝 18:00〜23:00
📝 今診てもらえる病院を案内してくれます。
👉 制度の詳細:厚生労働省 #8000ページ
鳴沢村から近く、小児科救急の実績がある医療機関
富士・東部小児初期救急医療センター(富士北麓総合医療センター 2階)
📍 山梨県富士吉田市緑ヶ丘2-7-21
📞 0555-24-9977
⏰ 診療時間:
- 平日:20:00〜0:00
- 土曜:15:00〜0:00
- 休日:9:00〜0:00
📝 小児初期救急に特化したセンター。受診前に必ず電話でご確認ください。
👉 Googleマップで位置を確認
富士吉田市立病院(小児科あり・救急対応)
📍 山梨県富士吉田市上吉田東七丁目11番1号
📞 0555-22-4111
⏰ 救急外来:24時間対応
📝 救急告示病院として地域の中核を担い、小児科も設置。夜間・休日の急変時は受診前に電話連絡を。
👉 公式サイト|Googleマップ
咳の緊急度チェック – いつ病院に行くべき?
🚨 今すぐ受診を
- 呼吸が苦しそう(肩で息、鼻が広がる)
- 呼吸が速い(目安:1分間に40回以上)
- 顔色が悪い/唇が紫色
- 胸がペコペコへこむ
- 咳き込みすぎて嘔吐
⚠️ 早めの受診を検討
- ゼーゼー・ヒューヒューと音が続く
- 38℃以上の発熱を伴う
- 犬の遠吠えのような咳(クループ)
- 咳で眠れない/1週間以上続いている
✅ 様子を見ても大丈夫そう
- 元気があり、遊べる状態
- 水分がとれる
- 痰が透明〜白っぽい
- 鼻水や軽い咳だけ
咳の種類と家庭でできる対策
- 乾いた咳(空咳):水分補給・加湿・背中をさする
- ゼーゼー咳:体を起こして安静に、すぐ相談
- 犬の遠吠えのような咳:冷たい空気を吸わせてすぐ相談(クループ)
- 痰が絡んだ咳:楽な姿勢+水分補給+加湿
医療機関に行く前に記録しておくと役立つこと
- 咳が始まった時間・頻度・時間帯の傾向
- 咳のタイプ(乾いた/痰/ケンケン)
- 熱・鼻水・機嫌など、咳以外の症状
- 既往歴や似たような症状の経験
引っ越し後の緊急時対策 – 実体験から
- 自宅の住所・電話番号を冷蔵庫に貼っておく
- 救急メモをスマホのトップに保存
- オートロックの暗証番号を家族と共有
- 連絡先リストを紙でまとめておくと安心
親御さんの体験談
「鳴沢村に引っ越してきたばかりで、夜中に子どもが犬のような咳をし始めたときは本当に焦りました。
8000に電話して“クループ症候群かもしれません”と聞き、加湿しながら朝まで様子を見てから富士北麓のセンターを受診。事前に情報を確認しておいてよかったです。」
移動手段・備えておくと安心なもの
- タクシー連絡先(富士吉田・河口湖周辺)
富士急山梨ハイヤー 📞 0555-22-1800 - 母子手帳/保険証/お薬手帳
- 熱型表や症状のメモ